オヤジ:「いや~、今日も忙しかったばい!店内は満席で、次から次に注文が入ってくるけん、炭火の前で汗だくで串を焼きよった。目はしょぼしょぼするし、肌に煙がまとわりついて大変なんよ。でもな、次の串を焼く手は止まらんばい。なんでって?そりゃ、お客さんが焼き鳥を頬張って笑顔になる瞬間を見たいからよ。それが、わしの一番の報酬たい!」

常連さん:「ほんまかいな。そんだけ忙しいのに、よく笑顔なんか気にしとるなぁ。」

オヤジ:「そりゃそうよ、一本の焼き鳥が、お客さんにとって特別なひとときを彩るもんになるんやけん。その可能性を信じて、毎日心を込めて焼き上げよると。そういや、昨夜も面白かったぞ。一組のお客さんが次々に追加注文してくれて、『めっちゃ、焼き鳥食べるじゃん!』って思いながら、わしも腕を振るいよったばい。」

常連さん:「お~、それは大変やな。でも、なんや楽しそうやん。」

オヤジ:「まぁな。でも、3回も4回も追加注文が入ると、他のテーブルの注文も重なって店内は最高潮やった。それで、スタッフが『2番テーブルの串、まだですか?』って聞いてきたんよ。『今からやけど』って答えたら、『ひとり、めっちゃキレてる方がおります』ってさ。」

常連さん:「ははっ、それは焦るなぁ!どないしたん?」

オヤジ:「焦ったよ~。でも、焼き鳥は急いで焼けるもんじゃないけん、心を込めて丁寧に焼き続けたわい。『早く焼け~』って祈る気持ちやったけど、キレても焼き鳥が早く焼けるわけないやろ?そんなん思いながらブツブツ言いつつ焼いとったら、ようやく串が焼き上がった。」

常連さん:「ほう、それでどうやった?」

オヤジ:「『お待たせしました~!』って持って行ったら、『おお~、キタキタ、これで全部や、ありがと!』って大喜びよ。あんだけキレてるって言われたのに、全然楽しそうやったけん、わしも安心したばい。」

常連さん:「ほぉ~、そんなんがあるけん、飲食業は面白いんやなぁ。」

オヤジ:「そうよ。焼き鳥ってただの料理やない。人と人を繋ぐ場を生むもんなんや。一本の串を焼き上げるだけで、お客さん同士の笑い声や会話が生まれて、店全体が温かい空間になるんよ。昨夜も、2番テーブルのお客さんたちが楽しそうに話しとる姿を見て、焼き鳥の力を感じたわい。」

常連さん:「確かに、いつ来ても居心地がええもんな。」

オヤジ:「ありがとうな。そう言ってもらえると嬉しいわい。夜も更けて、お客さんも少しずつ減ってきた中、最後まで残ってた2番テーブルのお客さんが帰り際に『本当に美味しかった、ありがとう』って言ってくれたんよ。それがわしには何よりの報酬や。疲れ切った体も、その言葉一つで全部癒されるんやけん。」

常連さん:「その一言があれば、どんだけ忙しくても報われるやろなぁ。」

オヤジ:「そうなんよ。そしてな、最後にそのお客さんの一人が、店を出る時に突然『コッ、コッ、コッ、コケッ~!』って鶏の真似をして出ていったんや。もう、わしもお客さんも大笑いよ。こんな瞬間があるけん、この仕事はやめられんばい。」

常連さん:「それは爆笑やな!店の空気も一気に柔らかくなるわ。」

オヤジ:「そりゃあそうよ。焼き鳥屋ってのは、ただ焼き鳥を出すだけの場所じゃなくて、人と人が繋がって、笑い合える場所なんや。それがあるけん、この『薩摩炭火やきとり 居酒屋つかさ』を続けていける理由やと思うんよ。」

常連さん:「確かに、そんなんがあるけん、ここに来たくなるんやな。」

オヤジ:「ほんとにありがとな。毎日炭火と向き合って、汗だくになって、時には焦りも感じるけど、それ以上に得られるもんがあるんよ。それは、お客さんの笑顔や、楽しいひとときやね。それがあるけん、わしは今日も炭火の前に立ち続けるんや。」

常連さん:「うんうん、わかるわかる。そんだけやりがいがあれば、頑張れるよな。」

オヤジ:「そうよ。一本の串に心を込めて、焼き上げるたびに、お客さんがどんな顔して食べてくれるか考えながら、今日もまた串を焼き続けるんや。焼き鳥は笑顔と会話を生むきっかけやし、人と人をつなぐ架け橋でもあるけんね。今日もまた、その瞬間を作るために、汗をかいて、焦りながらも焼き続けるとです。」

常連さん:「やっぱり、焼き鳥は爆発やな!」

オヤジ:「そう、焼き鳥は爆発や!そして、今日も今日とて、焼き鳥ばい!」