仕事をする理由は人それぞれ違います。
お金のため、自己実現のため、または社会的なつながりのためなど、
働く目的は多岐にわたります。
自分にとっての仕事をする理由は「幸せを感じるため」です。
その価値観に合った環境で働き、自分が誇れる仕事をして、お客様に喜んでもらう。
コレが自分の幸せなのかなと思います。
そのためには、一緒に働く仲間が大切です。
お互いの価値観を尊重し合い、信頼関係を築くことができれば、チームとして強くなります。
ですが、価値観がずれてしまうと、一緒に働き続けるのは難しくなるんですよね。
そして、信頼関係が壊れると、いくら頑張っても、良い仕事もできないだろうし、良い職場環境を維持することはできません。
昨日、1年くらい一緒に働いてくれた40代ベテランスタッフに、退職をお勧めすることにしました。
彼女は飲食経験も豊富で非常に優れた方だったんですが、
お店のビジョンや価値観に対して、彼女が共感できなくなっているように感じたのです。
なので、片づけをしながら彼女に聞いてみたとです。
「ココで働くのがストレスになっているんじゃない?」と。
すると、「ハイ、正解」といわんばかりの笑みをみせてくれました。
その笑みをみて、彼女にとってこの場所は楽しさややりがいを感じる場所ではないんだな、と確信したので
「だったら、無理してくることはないよ。こっちもシンドイし」
と伝えたんですよね。
仕事は、無理をして続けるものではありません。
特に、自分の価値観が合わない場所で無理に働き続けることは、本人にとっても周囲にとっても良くないのです。
彼女が微笑んだ時、その笑顔の裏には、少しホッとしたような安堵が見えたように思います。
このスタッフとの別れは、悲しみや後悔のあるものではありませんでした。
なぜなら、彼女は彼女で新しい道に進むことができますし、
私は私でこの店に新しい風を吹かせることができる、からです。
「新しい風が吹く」という言葉には、特別な意味があります。
長く同じ場所で働いていると、どうしてもマンネリが生まれるものです。
そんな時だからこそ、変化を恐れず、新しい風を吹かせることが大切だと感じます。
スタッフとの別れは、店に新たなエネルギーを取り込むチャンスだし、お互いが成長するために必要な一歩です。
とはいえ、今はまだ新しい仲間はいませんが、、、
当分は「薩摩炭火やきとり 居酒屋つかさ」を、さらに良い場所にしていくためにはどうしたらいいのか、走りながら考えていくしかありません。
自分にとって、働くことの本当の喜びは、ただ利益を上げることではありません。
お客様やスタッフ、そして自分自身が心から充実感を得られる場所を作り上げることです。
日々、手を動かし、焼き鳥を焼きながら、失敗して、反省して、考えて、行動する。
このくりかえしが、自分にとっての「働く喜び」なのかなと思います。
その喜びを感じられるからこそ、焼き鳥を焼き続けるとです。
小さな変化を大切にしつつ、新しい風が吹くその日を待ちます。
そして今日も、店を守り、前を向いて進んでいくとです。
まだ新しい仲間はいませんが、新しい風が吹き込み、
「薩摩炭火やきとり 居酒屋つかさ」が
さらに活気に満ちた場所となる日が必ず来ると信じつつ、
今日も今日とて、焼き鳥です。
いつもありがとうございます。