東京メトロが展開する「地下謎への招待状」と

その続編「メトロタイムゲート」は、

ただの移動手段を「冒険の舞台」に変えるユニークな試みだと思った。

と同時に「こんな試みを焼き鳥屋で応用するとどうなるんだろう?」と思った。

「地下謎への招待状」は、東京メトロが「地下迷宮」という独自資源を活用し、東京地下鉄(東京メトロ)を謎解きイベントとして展開したのものだ。

複雑に入り組んだ東京地下鉄を、ゲームの世界観という非日常の体験に変えた取り組みだった。

「メトロタイムゲート」では、スマートフォンと電子コミックを活かして、参加者自身が物語の主人公になれるような没入感を追求している。

そうすることで、ファミリー層や女性層も取り込むことにも成功したのだ。

この東京メトロの戦略を見ていると、

「独自資源を活用する」

「ストーリー性を付加する」

「ターゲット層を広げる」という3つのポイントが見えてきた。

コレを焼き鳥屋に置き換えてみた。

まず、お客さんが来店すると店舗に設置してあるQRコードで専用のアプリを開いてもらう。

アプリ内でお客さんがキャラクターを選択し、自分が焼き鳥の世界を冒険する主人公としてストーリーが始まる。

メニューはどうしたらいいだろう?

メニューを物語の「アイテム」や「クエスト」に見立てたらどうだろうか。

たとえば、つくねは「力を増強させる魔法の串」、ネギまは「体力を回復する薬草串」とか、、、おもしろそうだ。

あと、お客さんがメニューを注文するたびに、新たな物語を展開させたらどうだろう。

たとえば、レバーを頼むと「次のクエスト地点(おすすめメニュー)」が現れるとか、

ハツを注文すると「勇者が敵を圧倒するエピソード」が進行するとか、、

そんな考えていると、ちゃんと、ストーリーから考えてみたくなった。

ストーリーはどんなのがいいだろう。

まずはタイトルからだ。

舞台が焼き鳥屋だから「焼き鳥帝国と7つの串」というタイトルでどうだろう。

ストーリーはこうだ。

焼き鳥帝国が、悪の勢力「タレ帝国」に支配されつつある。

主人公(お客さん)は伝説の串「7つの串」を集め、焼き鳥帝国を救うための旅に出る。

店に訪れたとき、「最初の串」が提供され、物語が始まる。

ねぎまを注文すると、町の守護神ネギマが登場。

次の串(つくね)を見つけるためのヒントが与えられる。

つくねを注文すると、タレ帝国の刺客が登場し、戦闘イベントが発生。

ココで、お客さんの選択次第でストーリーが分岐可能ってことにしたら、もう、ワクワクがとまらない。

あと、デジタルスタンプが溜まる仕組みを導入するとか、

トークンをプレゼントする仕組みを導入するとか、

ストーリーが進むごとに「冒険者の称号」を与えるのもいいかもしれない。

たとえば、初回来店で「新米冒険者」、10回来店で「烈火の串使い」とか。

東京メトロが「地下謎への招待状」や「メトロタイムゲート」で、日常の移動手段に非日常の冒険を加え、新たな発見と感動を提供した。

「地下謎への招待状」や「メトロタイムゲート」で、日常的なことを心に残る特別な体験に昇華させた点が、とても印象的だった。

焼き鳥屋もまた、同じような可能性を秘めているのではないか。

日常の一コマに潜む非日常の楽しさを見つけ出し、そこに物語を添えることで、訪れる人に特別な体験を届けるられるはず。

焼き鳥を囲む時間は、人とひとをつなぎ、心を温めるひとときだ。

その力をさらに広げるためには、自分たちの「独自資源」を見直し、

そこに新たな価値を見出す。

それは、新しい挑戦であり、焼き鳥屋としての可能性を探る旅でもある。

「薩摩炭火やきとり 居酒屋つかさ」の物語は、これからも紡がれ続けていくとです。

そんなわけで、やっぱり、今日も今日とて、焼き鳥です。

いつもありがとうございます。