鹿児島県指宿市にある、小さな焼き鳥屋「薩摩炭火やきとり 居酒屋つかさ」。
ここには、昭和の歌謡曲が流れ、焼き鳥の香ばしい煙が漂い、今日もまた、さまざまなお客さんが訪れる。
最近、このカウンターに座るお客さんを見ていて、ある“変化”に気づいた。
それは、「手首まで入れ墨を入れた若者が増えてきた」ということ。
昔なら、ちょっと怖いとか、近寄りがたいと思われがちな存在だったかもしれない。
けれど、今は少し違う。昨夜、来店した数人の若い男の子たちもそうだった。
「ウィース、ありがとうございます!」「大丈夫っすよ〜!」
ドリンクを出すたび、焼き鳥を運ぶたびに、元気に、気持ちのいい声が返ってくる。
愛想もいいし、礼儀もちゃんとしている。
なんというか、「感じがいい」のだ。
ふと、そのうちの一人がパーカーを脱いだ。
目に入ってきたのは、手首までしっかりと彫られた、美しい和彫りの入れ墨。
まるで遠山の金さんかというほどの、見事な彫り物だった。
【指宿 焼き鳥屋の夜】入れ墨と銭湯と、未来の話。
金はあの世に持っていけないけど、入れ墨は持っていける?
こんな話を聞いたことがある。
「金はあの世に持っていけないけど、入れ墨は持っていける」——と。
ホントかウソかは分からない。でも、なんとなくその言葉が頭に残っている。
もしかすると、入れ墨には「生きた証を刻む」ような意味があるのかもしれない。
だからこそ、誰かの名前を彫る人もいれば、自分だけの模様を選ぶ人もいる。
もちろん、入れ墨には不便もある。
たとえば、銭湯や温泉に行けないこともあるだろうし、
真夏の炎天下でも長袖を着なければいけない場面もあるかもしれない。
それでも、彼らは“自分の道”を選んでいる。
自分の価値観を、自分の身体に刻みながら。
過去を悔やむのではなく、未来から見つめる
たとえば、こういうふうに考えてしまう人もいるだろう。
「入れ墨なんて入れなきゃよかった。温泉にも行けないし、親からも反対されたし、職場でも肩身が狭い……」
だけど、それは“過去から未来”を見ている思考だ。
「過去にこうしたから、今はこうなった」
という、後悔ベースの時間の流れ。
でも、発想を逆にしてみたらどうだろう?
「この未来があったからこそ、あの時に入れ墨を入れたんだ」
「いまの自分になるために、あの選択が必要だったんだ」
そうやって**“未来から過去”を見ていくと、過去の出来事すら意味を持ち始める**。
つまり、「今がよければ、過去もよくなる」ってこと。
焼き鳥屋で思う、人生の時間軸
ぼくは、鹿児島県指宿市で小さな焼き鳥屋を営んでいる。
炭火の前で汗をかきながら焼き鳥を焼き、
ときどきお客さんと会話しながら、日々を過ごしている。
そんな日常のなかで、昨日の若者たちの笑顔や礼儀正しさ、
そして、手首まで刻まれた和彫りを見てふと思った。
——この子たちも、いろんな不安や悩みや覚悟の上で、入れ墨を入れたんだろうな、と。
きっと、彼らなりの「未来」を描いている。
そしてその未来が、いつか「過去を肯定できる日」に変えてくれる。
結びに:入れ墨と未来の肯定
ぼく自身も、たくさんの後悔や失敗をしてきた。
でも、「あの時があったから、いまがある」と思えるようになったのは、
未来から過去を見つめる力を少しずつ持てるようになったからだと思う。
昨夜、この若者たちが帰るとき、ドシャ降りの雨が降っていた。
「あーー、マジかよーー」と立ち尽くしていたから、傘を探してみた。
すると一本あったので
「よかったら、コレ使って」と手渡すと
「3人いっしょに入ります」「あざ~す」とニコリ。
未来がよければ、過去だってきっと、いいものに変わる。
そんな希望を感じさせてくれた、焼き鳥屋の夜だった。
今日も今日とて、やきとりです。
いつもありがとうございます。
【鹿児島県指宿市の焼き鳥屋で出会った若者たちの話】
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